投資

米国株・公益事業セクターについて 不景気に強い


こーぺんです。

今回は、米国株の公益事業セクターについて解説します。

公益事業セクターはS&P500に8番目に多く含まれるセクターです。(2021年3月時点)

米国株投資を始めるにあたり、興味がある人も多いと思います。

本記事では、こんな疑問に答えます。

ぷくぺん
ぷくぺん
公益事業セクターってになに?
ぷくぺん
ぷくぺん
公益事業セクターの特徴やリターンを知りたい!

 

公益事業セクターとは

公益事業セクターは電力やガス、水道などの公益事業を扱うセクターになります。

米国株の公益事業セクターについて、以下の内容を紹介します。

公益事業セクターについて、基礎知識をまとめました。

  1. 概要
  2. ETF
  3. S&P500とのパフォーマンス比較
  4. 騰落率

 

概要

公益事業は英語では「Utilities」となります。

日本でいうところの東京電力とか東京ガスみたいな会社が該当します。

日本人にはなじみの薄い企業が多いです。

公益事業セクターの基本的な特徴は下記です。

  1. 不景気に強い
  2. ボラティリティが低いデフェンシブ銘柄
  3. 直近10年のパフォーマンスはS&P500に劣る
  4. 下落耐性は強い
  5. ETFならVPU
  6. 配当は多め

 

こーぺん
こーぺん
良くも悪くも安定した成績が特徴です

ETF:VPU

公益事業セクターのETFはVPUになります。

構成銘柄のTOP10は下記になります。(※2021年3月時点)

構成銘柄 構成比率 %

ネクステラ・エナジー

15.3

デューク・エナジー

6.69

サザン

6.37

ドミニオン・エナジー

5.92

エクセロン

4

アメリカン・エレクトリック・パワー

3.95

センプラ・エナジー

3.38

エクセル・エナジー

3.27

エバーソース・エナジー

2.9

PSEG

2.89
合計 54.7

※引用:VPU 銘柄 – バンガード・ユーティリティーズETF 投資信託(ファンド)情報 – Bloomberg Markets

1位はネクステラ・エナジーです。ネクステラ・エナジーは持続可能エネルギーの発電・販売会社で、天然ガス、風力、太陽光などによる発電を手掛けている会社です。TOP10の銘柄で全体の50%以上を占めています。

経費率は0.1%と低水準になっています。

 

ぷくぺん
ぷくぺん
日本人になじみのある会社は少なそうです

S&P500に劣るパフォーマンス

公益事業セクターはS&P500と比較して、近年のパフォーマンスは少し劣ります。

期間ごとのリターンは次のようになっています。

(※配当込み、再投資なしS&P500はVOOを想定)

 

※引用VPU – Vanguard Utilities ETF | Vanguard

仮に10年前に100万円投資した場合、S&P500は351万円になる一方でVPUは285万円になります

値動きについて、見やすいようにチャートを載せておきます。

VPU vs S&P500 1年 ※2021年3月28日時点
VPU vs S&P500 5年 ※2021年3月28日時点
VPU vs S&P500 10年 ※2021年3月20日時点
VPU vs S&P500 15年 ※2021年3月20日時点

いずれの期間も値動きを見るとS&P500に劣るパフォーマンスになっています。

VPUを保有する場合は配当を再投資しなければ、VOOには大きく及ばないということがわかります。

 

こーぺん
こーぺん
個人的には配当再投資の手間もあるのでVOOの保有で十分かなと思っています。
こーぺん
こーぺん
逆に配当を再投資しない前提で安定したインカムを求めて投資するならありですね

 

下落耐性は強い

公益事業セクターの下落耐性は強いです。

表は近年の主な金融ショック時の騰落率を示したものです。

 

チャイナショック、コロナショックの騰落率はS&P500並みですが、リーマンショックの騰落率はS&P500よりも良いです。

ボラティリティはVOOよりも比較的小さいセクターになるので、安定した成績を求める方には向いています。

こーぺん
こーぺん
ただし環境政策によって影響を受けやすい面もあるので注意です

不景気局面に強い

公益事業セクターは不景気に強い銘柄です。

これは、不景気でも公益事業は必要な産業だからです。

景気サイクルと各セクターの関係についてグラフにしてみました。

景気サイクルと各セクターの関係

市場は常にこのサイクル通りに動くわけではありませんが、頭に入れておくと大局が見れます。

ポートフォリオのセクター比率を調整して、パフォーマンスを上げるアイデアにつながるかもしれません。

こーぺん
こーぺん
景気サイクルを意識しましょう

 

 

さいごに

今回の記事では、公益事業セクターについて解説しました。公益事業セクターの近年のパフォーマンスはS&P500よりも少し悪いです。一方で値動きは安定しており配当も期待できることから、ゆっくりとインカムを増やしたい投資家には向いている銘柄です。

ちなみに、20代の投資家である私はリスク選好でポートフォリオの比率は挙げていません。もし私が50代以降で、まとまった資産がすでにある状態であれば、戦略的に保有しているかなと思います。セクター別ETF投資でご自身のポートフォリオを調整するアイデアになれば幸いです。それでは🐧

 

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