投資

米国株 セクター別パフォーマンス徹底比較 優秀なセクター3選


こーぺんです。

今回は、米国株のセクター別のパフォーマンスについて解説します。

米国株投資を始めるにあたり、興味がある人も多いと思います。

本記事では、こんな疑問に答えます。

ぷくぺん
ぷくぺん
VOOを買っているけどこのままでいいのかな?
ぷくぺん
ぷくぺん
VOOに手を加えて自分のポートフォリオを調整したい
ぷくぺん
ぷくぺん
セクター別のリターンを知りたい!

 

各セクターのパフォーマンス比較 全11セクター

早速ですが、各セクターごとの過去10年のパフォーマンスを比較します。

計算の前提は下記です。

  1. 投資期間…1年、3年、5年、10年
  2. 配当込みのリターン
  3. 配当再投資はなし

気になる結果はコチラ!!

各セクターのパフォーマンス比較 ※2021年3月時点

過去10年間でパフォーマンスが良かったTOP3は

1位…VGT 情報技術セクター

2位…VCR 一般消費財セクター

3位…VHT ヘルスケアセクター

でした。

VOOを上回ってるのはこの3セクターのみとなっており、この3セクターの貢献度の高さがうかがえます。

実際、上位3セクターでS&P500の全体の5割を占めています。

線がごちゃごちゃしているので表も作成しました。

各セクターの投資期間別パフォーマンス比較 ※2021年3月時点
セクター ETF 1年 3年 5年 10年
情報技術 VGT 170 217 346 614
ヘルスケア VHT 139 156 200 440
通信サービス VOX 172 161 156 250
金融 VFH 170 131 203 307
一般消費財 VCR 207 195 256 537
生活必需品 VDC 133 142 150 303
資本財 VIS 174 143 196 321
公益事業 VPU 119 138 153 285
不動産 VNQ 136 137 135 234
エネルギー VDE 186 82 94 77
素材 VAW 183 142 193 240
S&P500 全体 VOO 156 159 212 367

トップ3…青字 ワースト3…赤字 データ参照 Vanguard ETF list | Vanguard

表を眺めると、やはりVGTの高いパフォーマンスが光りますね。

またVCRはコンスタントにTOP3入りを果たしており、こちらもかなり優秀なセクターだと言えそうです。

上位、下位ともに顔ぶれは固定されてきている印象ですね。

配当再投資なしの条件で計算しているため、高配当セクターには不利な比較ですが、それを差し引いても上位3セクターは高いパフォーマンスだと言えそうです。

またVOOも上位につけていることから、改めてその優秀さがうかがえます。

中途半端にセクター投資するくらいならVOO一本の方が賢明でしょう。

ぷくぺん
ぷくぺん
VOOはやっぱりすごい

各セクターの騰落率比較 全11セクター

続いて、各セクターの騰落率を見てみましょう。騰落率はざっくりそのセクターのリスクの大きさを表す重要な指標になります。

今回は近年の主な金融ショックである2008年のリーマンショック、2016年チャイナショック、2020年コロナショック時の各セクターの騰落率を比較しました。

リーマンショック 騰落率比較

騰落率がよかったのはVDC、VHT、VISでした。

逆に騰落率が悪かったのはVFH、VNQ、VAWでした。

特にVFH(金融セクター)は-80%ととんでもない大暴落となっています。

資産の8割が吹っ飛んだらと思うとぞっとしますね。

対してVDCの騰落率は-35%とVFHの半分以下

生活必需品セクターさん、さすがのデフェンス能力です。

ぷくぺん
ぷくぺん
リーマンショックはセクターごとの差が大きいですね

 

チャイナショック 騰落率比較

続いてはチャイナショック。リーマンショックと比べると規模は小さい金融ショックです。

騰落率がよかったのはVOX、VNQ、VPUでした。

逆に騰落率が悪かったのはVAW、VIS、VHTでした。

VAWは先ほどに続きワースト3にランクイン。下落耐性は低いことがわかります。

トップ3は今回に関しては、VOOともほとんど変わらないので参考程度というところでしょうか。

 

コロナショック 騰落率比較

続いてはコロナショック。先ほどのチャイナショックと比べると大きな規模の金融ショックです。

騰落率がよかったのはVDC、VHT、VOXでした。

VDC、VHTに関してはリーマンショックに続き、2度目のトップ3にランクイン。

生活必需品と医療という人々の暮らしに欠かせないセクターはデフェンス力が高いです。

逆に騰落率が悪かったのはVIS、VDE、VFHでした。

VIS、VFHはワースト3に2度目のランクイン。安定感は低そうです。

 

こちらも各セクターの騰落率を表にまとめました。

比較的騰落率の良いセクターと悪いセクターに分かれています。

騰落率比較
セクター ETF 2008年
リーマンショック
2016年
チャイナショック
2020年
コロナショック
情報技術 VGT -53 -15 -31
ヘルスケア VHT -40 -20 -26
通信サービス VOX -56 -8 -30
金融 VFH -80 -19 -42
一般消費財 VCR -62 -16 -36
生活必需品 VDC -35 -14 -23
資本財 VIS -40 -23 -64
公益事業 VPU -47 -12 -33
不動産 VNQ -75 -10 -40
エネルギー VDE -58 -14 -59
素材 VAW -63 -26 -36
S&P500 全体 VOO -57 -12 -32

トップ3…青字 ワースト3…赤字 

ぷくぺん
ぷくぺん
明暗が分かれていますね

 

優秀なセクター 3選

各セクターのパフォーマンスと騰落率について整理してきました。

上記2点から、独断と偏見で優秀なセクターを3つ選びました。

その理由について下記にまとめます。

情報技術せクター VGT

1つ目は情報技術セクターです。情報技術セクターの長所は、なんといってもその高いパフォーマンス。10年間でVOOの約2倍のリターンはさすがの一言。

またこれだけ高いパフォーマンスなのに騰落率がそれほど悪くありません。

個人的には、AIの発達とともにこれからも伸びていくと考えています。

  • No.1の高いパフォーマンス
  • 高いパフォーマンスのわりに悪くない下落耐性

 

ヘルスケアセクター VHT

2つ目はヘルスケアセクター。ヘルスケアセクターの長所は、攻守のバランス。

人々に常に必要とされるデフェンシブ銘柄でありながら、10年間リターンは情報技術セクター,一般消費財セクターに次いで3位。

安定した高いパフォーマンスが期待でき、リスク許容度が低い人にもお勧めできるセクターです。人口が増え続けるなか、医療の必要性はこれからも揺るぎません。

医療技術もますます進化しており、株価にも期待できます。

  • 優秀な下落耐性
  • No.3の高いパフォーマンス

 

一般消費財セクター VCR

3つ目は一般消費財セクター。一般消費財セクターの長所は、高いパフォーマンスです。

情報技術セクターとほめどころが被っていますね(笑)

リターンは情報技術セクターに次いで2位。ここ10年では安定して高いパフォーマンスを発揮しています。

一方で、一般消費財セクターの下落耐性はVOOと比べると少し劣ります。

パフォーマンスのわりには悪くない部類だとは思いますが、少し頭に入れておくと良いと思います。

リスク許容度が低い人には代わりに、生活必需品セクターがオススメです。

ただしリターンを求める場合は配当再投資を徹底しましょう。

また、一般消費財セクターは好景気に強い銘柄です。これからコロナ回復期になり勢いがますセクターなので期待が持てます。

  • No.2の高いパフォーマンス
  • 好景気に強い

 

こーぺん
こーぺん
ひねりのない3選でしたがどれも優秀なセクターだと思います

さいごに

今回の記事では、各セクターのパフォーマンスについて解説しました。VOOだけに投資するスタイルの人も、各セクターの特徴を抑えておくことは無駄ではないと思います。ちなみに私は今回の記事を書いて、ヘルスケアセクターETFを25万ほど購入しました。セクター別ETF投資でご自身のポートフォリオを調整するアイデアになれば幸いです。それでは🐧

 

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