豆知識

日本は預金しすぎ? 世界と比較した日本の家計事情


資産運用をする際、どのような配分で資産を配分するか、どのくらいのペースで資産をためていくかわからないケースは多いと思います。今回は世界と日本を比較して日本の常識が世界を基準としたときにどの程度ものなのかについて紹介していこうと思います。ご自身の資産運用について考える上で参考なれば幸いです。

日本の貯蓄後進国? 先進諸国と比較した日本の貯蓄率

日本人といえばコツコツ節約をして着実に貯金をためているイメージはありませんか?実際のところを知るために世界各国と日本の貯蓄率を比較しました。貯蓄率とは年収の内、どのくらいを貯蓄に振り分けているかを表します。結果は下図のようになりました。

 

※金融広報中央委員会 貯蓄率の国際比較より (2017年)

なんと先進国と比較して、日本はかなり貯蓄率が低いという驚きの結果になりました。貯蓄率も2%とめちゃくちゃ低い水準です。意外と日本人はギリギリまで稼いだ金を消費しているということがわかります。

こーぺん
こーぺん
2%しか貯金できていないのは中々ショックな事実です

 

日本は預金信者? 先進諸国と比較した日本の金融資産内訳

次に日本人の資産の運用の仕方について先進諸国と比較を行いました。この比較は貯蓄した資金の内、どの程度投資に回しているかを表します。結果はこのようになります。

金融広報中央委員会 家計の金融資産国際比較(2019)より

まず預金率は日本が最も高く53%となっています。反対にアメリカは最も低く13%です。投資の比率は日本が最も低く15%、アメリカが最も高く53%となっています。ちょうど日本とアメリカは預金と投資の割合が逆転している結果になります。EU諸国は日本とアメリカのちょうど中間の割合となっています。これらの比較から日本はかなり預金での運用を好んでいることがわかります。これだけでどっちが正解といえるグラフではありませんが、周りの日本人が投資をしていないという理由だけで投資をしないという選択をするのは危険かもしれません。

 

一般に資本主義社会では年2%のインフレをするように政府は政策を立てているといわれています。インフレとは物の価値があがり通貨の価値が下がることを意味します。年2%のインフレというのは具体例を示すと、今100円で買えるものが35年後には2倍の200円を出さないと買えないことを意味します。つまり今1000万円貯金があったとして預金のみで運用すると35年には実質今の半分の価値つまり実質500万円の価値になってしまうことを意味します。もちろん将来的にデフレになる可能性も0ではないので投資をするのが必ずしも正しいとは限りませんが、インフレのリスクを念頭に置いたうえで資産運用の配分を考えたほうがベターだと思います。大事なのは預金も資産運用の一部であり、必ず損をしない方法ではないということを認識することです。

こーぺん
こーぺん
預金の妄信は危険です
ぷくぺん
ぷくぺん
預金のデメリットも認識した上で資産運用の方法を検討しましょう

 

おわりに

今回の記事では日本の貯蓄率と資産運用について世界各国との比較を行いました。日本の投資比率が低いことは認識していましたが、貯蓄率がこんなにも低かったのは個人的には結構ショックな事実でした。両方の結果を見ると自分を含めてですが日本人はお金の知識がなく、とりあえずお金をあるだけ使い、あまった分は特に考えず預金しているように感じてしまいます。バランスを考えながらこれからも資産運用と向き合っていこうと思います。それでは🐧


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