投資

米国株・金融セクターについて 景気回復期に強い


こーぺんです。

今回は、米国株の金融セクターについて解説します。

金融セクターはS&P500に4番目に多く含まれるセクターです。

米国株投資を始めるにあたり、興味がある人も多いと思います。

本記事では、こんな疑問に答えます。

ぷくぺん
ぷくぺん
金融セクターってなに?
ぷくぺん
ぷくぺん
金融セクターの特徴やリターンを知りたい!

 

金融セクターとは

金融セクターはバークシャー・ハサウェイをはじめとした優秀な銘柄を要しますが、直近ではS&P500のパフォーマンスを下回っています。

米国株の金融セクターについて、以下の内容を紹介します。

金融セクターについて、基礎知識をまとめました。

  1. 概要
  2. ETF
  3. S&P500とのパフォーマンス比較
  4. 騰落率

 

概要

金融セクターは、銀行、証券会社投資銀行、クレジットカード、保険会社などで構成されています。

なじみ深い企業を挙げると、ゴールドマンサックスやアメリカン・エキスプレスなどでしょうか?

お金を扱う業種全般ということでイメージもしやすいと思います。

金融セクターの基本的な特徴は下記です。

  1. 景気敏感セクター
  2. 配当は多め
  3. 回復期につよい
  4. 近年のパフォーマンスはS&P500に劣る
  5. 下落耐性は悪い
  6. ETFならVFH

配当は比較的多めの水準になります。金融業界は基本的に、これから急成長するようなビジネスモデルではないので、株主に還元しながらゆっくり成長していく企業が多いためです。

こーぺん
こーぺん
全体だといまいちですがTOP10のパフォーマンスは高いです

ETF:VFH

米国株金融セクターのETFはVFHになります。

構成銘柄のTOP10は下記になります。(※2021年3月時点)

構成銘柄 構成比率 %

JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー

10.2

バークシャー・ハサウェイ

7.52

バンク・オブ・アメリカ

6.16

ウェルズ・ファーゴ

3.24

シティグループ

3.13

ブラックロック

2.41

ゴールドマン・サックス・グループ

2.38

モルガン・スタンレー

2.35

チャールズ・シュワブ

2.15

アメリカン・エキスプレス

2.11
合計 42

※引用:VFH 銘柄 – バンガード・ファイナンシャルズETF 投資信託(ファンド)情報 – Bloomberg Markets

1位はJPモルガン・チェース・アンド・カンパニーです。TOP10で全体の約4割を占めています。

経費率は0.1%と低水準になっています。

こーぺん
こーぺん
名前を聞いたことのある企業が多いですね

 

近年はS&P500に劣るパフォーマンス

金融セクターはS&P500と比較して、近年はパフォーマンス負けしています。

 

期間ごとのリターンは次のようになっています。(配当込みS&P500はVOOを想定)

 

※引用VFH – Vanguard Financials ETF | Vanguard

仮に10年前にVFHに100万円投資した場合、S&P500は351万円になる一方でVFHは284万円になります

値動きについて、見やすいようにチャートを載せておきます。

VFH vs S&P500 1年 ※2021年3月20日時点
VFH vs S&P500 5年 ※2021年3月20日時点
VFH vs S&P500 10年 ※2021年3月20日時点
VFH vs S&P500 15年 ※2021年3月20日時点

15年のチャートを眺めると、ほとんどの期間でS&P500以下のパフォーマンスを示していることがわかります。

ただしここ数か月は好調で直近ではS&P500をアウトパフォームしています。

これは、好景気に入り金利が上昇し、金貸しの金融業が利ザヤをとれるようになっているためです。

 

こーぺん
こーぺん
ここ10年は振るいませんでしたが、今は買い時かもしれません
こーぺん
こーぺん
ただし優先度は高くはないと考えています

下落耐性は悪い

実は金融セクターの下落耐性は結構悪いです。

表は近年の主な金融ショック時の騰落率を示したものです。

S&P500より悪い下落率を示しています。

リスクが大きく、リターンも低いので、リターンの良いVOOを選べばよさそうです。

ETF上位銘柄のパフォーマンスは悪くないので買うならこっちという気がします。

グラフは組み入れ比率1位のJPモルガンとS&P500、VFHの比較です。

ここ15年でS&P500以上のパフォーマンスを示しています。

JPモルガン、S&P500、VFH 15年間比較 ※2021年3月26日時点
ぷくぺん
ぷくぺん
あえて買うなら個別or短期でしょうか

 

回復期局面に強い

金融セクターは回復期局面から好景気にかけてに強い銘柄です。

回復期ー好景気には金利が上昇し、銀行が得られる利ザヤが増加するためです。

実際、金利と金融セクターにはかなり強い相関があります。

グラフは過去5年間の米国10年債利回りとVFHの比較です。

米国10年債利回りとVFH 2016-2021

金利上昇局面ではVFHも上昇していることがわかります。

 

景気サイクルと各セクターの関係についてグラフにしてみました。

景気サイクルと各セクターの関係

市場は常にこのサイクル通りに動くわけではありませんが、頭に入れておくと大局が見れます。

ポートフォリオのセクター比率を調整して、パフォーマンスを上げるアイデアにつながるかもしれません。

こーぺん
こーぺん
景気サイクルを意識しましょう

 

さいごに

今回の記事では、金融セクターについて解説しました。金融セクターは、近年のパフォーマンスはS&P500よりも低いです。直近は金利の上昇によりパフォーマンスが良化しています。ただ、騰落率も悪いので比較的上級者向けの投資対象だと思います。本記事がセクター別投資でご自身のポートフォリオを調整するアイデアになれば幸いです。それでは🐧

 

 

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